AM 5:05 の空。今日も澄み切った空。
明け方、やけに記憶に残る夢を見ました。
結婚式が始まるというので一緒に行こうと友達が迎えに来た……なのに、何を着ていくか決めていなかった私。母さんに 「事前に用意しておきなさい」 とか叱られるし、「そんなの分かってるよ!」 とか口答えしながら、あれでもないこれでもないと探している。
目が覚めて冷静に考えれば、突然の話だもの準備なんか出来ないだろうに(笑)と思うのだけれど、夢の中では、母さんと口喧嘩しながらあれこれ衣装を探していました。
現実には探すほどたくさん持っていないのにね。(笑)
もうすぐ母さんの七回忌です。
はやいなぁ……もうそんなに経つのか。
生前は喧嘩というより関係が断絶していたので、これだけ時間が経っても、悲しいとか寂しいとか、まして肩の荷が下りたというより 「なんだか違和感があって戸惑っている」 という感覚が続いていました。
何の感情も湧いてこない。テレビで見知らぬ誰かが亡くなったと伝えられて、ふぅん、という感じと、でもまだあそこに居るという変な緊張感と。
目が覚めて、例えば人の魂が夢に現れるのだとしたら ―― はいはい、また仲良く喧嘩でもしようかね。(苦笑) と思えた自分の変化に驚きました。
そっか、喧嘩すればいいのか。
買い物好きなうえに寂しがり屋で見栄っ張りで、超がつくお節介な若奥さん。
そんな人でしたよ、母さんは。
AM 5:30 雲ひとつ無い空。
弟君に起こされた前後、階段を上る夢を見ました。
ひとつは吹き抜けの高いアトリウムみたいな空間で、その壁沿いにある階段をひたすら上る夢。
もうひとつは学校かなにか――公共施設のような建物の階段室。
その踊り場に突如上階とを遮断する壁が出来ていて、上の階と行き来ができなくなっている。なのに周囲の人たちはそのことに気づいていない。上階に行きたいのに……と思っていると、旦那さんがここの端から上にいけるだろ~と。
私を含め数人が、階段の手すり部分からすり抜けて上の階に行った……という夢。
同じような内容が続いて久々に印象に残る夢だったねぇ。
ちなみに 「アトリウム」 は、ギリシャ神話では宮殿の水盤のある中庭を意味したそうな(Wikpedia)。うん、雰囲気もそんな感じだったよ。
午後、ちびっ子と新しい道を開拓しに散歩へ。
初めて通る道なのに何故かものすごく懐かしい。デジャヴしまくり。(笑)
目も開けられないほどの眩しい西日と、気持ちのいい風のおかげだね。
PM 17:28 の空。昨日に続きローズな色合いのピンクな夕陽で。
香りもしてきそうなやさしい色だねぇ。
地平線近くの雲が、切ないくらいにきれいだったのですよ。
一気に寒くなってきたからね。
まったり部屋の掃除や衣替えをしたり、冬に備えてちょっと日用品を買い物。
24日の北海道新聞に 「ニュートリノ 光より速い?」 の見出しが一面で載っていました。
ニュートリノの詳しい説明は Wikpedia などを参照してもらえればと思うのですが、新聞の注釈によると、物質の基本粒子のひとつ(電気的には中性な粒子)ということで、以前は質量がほとんど0か0とされていたほどちっちゃいもの……だそうな。
この、太陽などの恒星が核融合を起こすときの副産物 ―― 質量があるものは光の速度を超えられないという相対性理論が覆ってしまうかもしれない測定結果なのだからは面白いことになってきそう♪
となみに Wikpedia で、「人を貫く太陽からのニュートリノは毎秒100兆個」 だそうな。
体を貫いてるなんてピンとこないけれど、考えてみれば人間だって粒子(細胞)の塊なわけだし、それより小さい粒子なら、なるほど人間だろうと星だろうと貫いちゃうよね。(たまに陽子に衝突したりするから観測できるわけで)
ニュートリノ……名前だけで遠い存在かと思えば、実は身近なものだったのね~。
そんなこんなで、こういうのんびりとした週末が一番うれしい午後でした。