金色の陽と彩雲

昼過ぎ、ふと光が目に入って顔を上げると、窓のカーテンの隙間を抜けた日差しが、書類の上に置いてあってビニール袋に反射してきらきら光っていました。

きれぇ～。こんなの、初めてだよ～。

ただの光じゃなくて、こう、ちょっと金色ちっくなのですよ。
イメージが、夏の夕暮れ時の柔らかな黄昏色で、なんだかわくわくしてしまいました。普段、出勤の時しか日光をまともに見ない生活だと、ちょっとした光も嬉しいです。
光合成しないとしぼんでしまうので、嬉しいです。

それで、さすがに職場でカメラ取り出して机の上を撮るわけにいかないので、しっかりカーテン漏れ日を堪能してから、ちょっとだけ外にでました。ところがこれまた、まぶしーよー。た、太陽の位置がわからん！　だいたいこのへんかなぁ、と適当にシャッター押して今、パソコンに出してみたら、なんと彩雲が写ってました。めずらしー。
やっぱり今日の太陽はちょっと特別、だったのかな♪

子供の頃から、雲とか空とは木や花の写真ばっかり撮ってました。だいたい、6：4 とか 7：3 の割合で空の写真。
一瞬で変わっていく空は、とても魅力的で、いつもわくわくをもらってます。

こんなことを改めて思ったのは、アダルトチルドレンの記事を読んだからです。
語ると長くなるのだけれど、責めたり責められたりで心のエネルギーを奪ったり奪われたりすると、攻撃的になったり、卑屈になったり（私の場合は果てしなく凹んだり）　人によってはアルコールに頼ったり、そんのいけないとわかっていてもエネルギーが欲しくて、いろいろ暴走してしまう。

で、そうやって人と奪い合っている間は悪循環してしまう。
じゃあ、何からエネルギーを貰えばいいの！　と思ったら、何のことは無い、空が綺麗とか、花が可愛いとか（春の新芽はマジ萌えるよ！）、わんころめんこいとか、好きな人とまったり過ごすとか、そういうところからエネルギーを貰えばいいんだよ、という話。

何を今更、当たり前のことをと思うかもしれないけれど、自分ダメなヤツとか思ってしまうと、楽しむことにも罪悪感を感じてしまうんですよね。
悲しいことにならないよう、もっと自分を追い込んで頑張ろう……って。そういうことしていたら、上手くいくどころか、少ないエネルギーが更に減っちゃうよ、というこなのですよ。

空を見て、ただ綺麗と思っていたんじゃない。
元気を貰っていたんだー。
ということに気づいて嬉しかった、という話でした。（笑）