免許を取ってからずっと乗ってた車とお別れしました。
父さんが以前使っていたお下がりで、錆だらけ、燃費悪いしハンドルもアクセルも重い。しかも、カーステレオはカセットテープ! という、査定ゼロの超年代モノでしたが、嬉しい時も悲しい時もハンドルを握っていた車だったので、ここ一週間ばかりはラジオもつけず、ずっと車のエンジン音を聴いて走っていました。
今朝まで、やっぱり人に譲るのは止めようか、と思っていたのが本音です。
それでも掃除機をかけて、洗車して、車内の私物をすべて撤去して消臭スプレーもかけ、さて引き渡しに、とハンドルを握ったら不思議なものです。今朝まで体の一部みたいだったのに、いつの間にか自分の知らない車になっていました。
車の方も、お別れの準備ができたのかな。
……そして、新しく使う車は父さんが倒れた日の朝まで乗っていたもの。ここ半年、車検の時しかエンジンをかけていなかったのに、何故か座り心地やエンジン音、ウィンカーの音まで既に自分の車になっていました。
バッテリーも上がっていて、エンジン復活させるところから自分で手をいれたせいかな? アクセル踏むと、やっと目が覚めたよ! とか言ってそうで。(笑) 燃費はいいしハンドルも軽い。しかもカーステレオはCD!
親父! 親父の相棒は私が引き受けたぜ!
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