人は万能じゃないのだよ

すんごい猛吹雪です。
週末また天気が崩れるとテレビやラジオでも伝えていましたが、昨日昼過ぎから本格的に降り出した雪は夜に暴風雪になって、隣の家も霞むほど。徒歩10分程の距離でも遭難するかも!?　な空模様は、北国に住む人なら誰でも警戒する天気ですー。
勿論、高速道路は各所で規制や通行止めになっているし、飛行機や船の欠航は当然のこと。千歳空港も150便以上の欠航記事が今朝の北海道新聞に載っていました。利用客もお疲れながら、ターミナルの係員も大変ですのぉ。
とは言え、天気ばかりは人にどうこうできることではないので、「お気をつけて」としか言えないのですが、ターミナルを利用した70代の会社員が「雪国なのに降雪で飛行機が飛ばないのか――」と答えているコメント記事を読んで、たはぁー……と脱力しましたよ。

あまり降雪のない地方では、雪は軽くてすぐに消えるもの……という印象が強いのでしょうね。
今年は特に暖気ということもあって雪は重いし、吹雪になれば視界も利かなくなる。車でも田舎道で雪に立ち往生したなら命に係わる危険なもの……という認識があるからこそ、安全第一の交通機関では規制をかけたり欠航もしているのですけれどねぇ。

インタビューに答えた人の言葉を置き換えるなら、こんな感覚でしょうか（笑）
「南国なのに台風で飛行機が飛ばないのか――」