荒川弘著の 「百姓貴族2」 を読んで
低温殺菌牛乳を探すようになりました~。
元々牛乳は好きなので、こだわりたいな~、とは思っていたのですが、それはあくまで個人的な好みの話。
成分無調整。
北海道産。
お値段お手頃。
私好みでなんとなく。
ぐらいが、牛乳を選ぶ時の基準でした。
それが昨年の震災をきっかけに、放射能の自主検査をしている牛乳を探すようになりましたよ。
稲わら問題が報道される前から、チェルノブイリの事故で、汚染された牛乳による子供の被害の記事を目にしたのもあるので。
毎日飲むちびっ子用のは、らでぃしゅぼーやの地球まるごとごっくん牛乳。
国の暫定基準の1/10以下での流通というのが一番の理由で、それが72℃ 15秒殺菌のノンホモパスチャライズという方法で製品化されていると知ったのは取り寄せてから。ビンを静かに置いておいたら、上に生クリームができるなんてびっくりですよ。
スプーンですくって舐めると美味いんだこれが。
難はちょっーっとお値段高めなので、家族全員でごくごく飲むには、ちょっと辛い。
という事で、(主に大人組は) スーパーの安売り牛乳と半々で頂いていたのですが……。
本を読んでちょっと調べて、なるほどね~。今まで殺菌温度なんて気にしてもいませんでした。(笑)
で、味の方ですが……。
低温殺菌の方がコクがある~、という話も読みましたが、私個人の感想では 「なんか薄い?」 かな。
濃厚だ~!!!! というものは感じなかったです。
ちなみに近所で見つけたのが、サツラク低温殺菌こだわり牛乳。65℃ 30分 殺菌。3月7日製造。
若干お値段高めだけれど、チロルチョコ1~2個分くらいならその分お菓子買うのを控えればいいかな。
この味が、この製品の特質なのか、低温殺菌牛乳に共通するものなのかはわかりません。
コクがあるもの……というなら、成分調整された乳飲料の方がそう感じるかも。
コクというより、甘い? カルシュウムとか鉄分が添加されたものがあるので、その方が飲みやすい人も多いかも知れません。
牛乳は牛が食べたものがそのまま味に出る、というのなら、あまり成分をいじくっていない製品は、季節毎に味の違いが出てくるのかもしれないですね。
それもまたよし!!! とするか、価格も見て入手しやすいものを選ぶかは個人の好みで。
とりあえず日本の酪農応援の気持ちも込めて、今日も1杯、いただきます♪