昨日、鬼頭莫宏の 「殻都市の夢」 を読んで、ワキワキ♪していました。
こういう世界観好き。鬼頭さんの作品は難しい……というか考えさせられる作品が多くて、一度読んだらはいおしまい、にはならないのか楽しいよね。さらりとこんな世界の話が書けたらカッコイイのにー、と思いながら、夜またパラパラとめくっていました。
折りしも、東京都の方では都青少年健全育成条例の改正案が可決されたようで、これからどうなっていくのかとニュースを見ていました。
過激な行為の規制とあるけれど、どこまでをボーダーラインとするのだろう。
ストーリーや作品のテーマは吟味されず、ただその描写があるかないかだけで規制の対象となるのか。
誰がどのように判断するのかは分かりませんが、規制さえすれば健全な育成ができるのか……眠る前に考えてしまいました。遠い未来だろうけれど、我が家のちびっ子も、いつかその話題で話し合う日が来るだろうからね。
世の中にはいろんな本が溢れているよね。
最新情報からは疎くなってるけれど、我が家の本の数や多彩さも結構なものだと思っています。片付けが大変~(笑)とか言いながら、いい作品が手元ににあるのは財産だとも思います。
玉石混淆とは言うもので、自分にとって何が玉で何が石ころなのか、それは色々なものを見て初めて自分で判断するものではないのかな……と。
様々なものを見るのは大人になってから、というのなら、何をもって大人というのかも曖昧だよね。
とりあえずは二十歳と言うけれど、それも時代と共に変わってきた基準なのだし。
興味の無いうちに見せるつもりは無いけれど、興味を持ったなら一緒に読んで話をしたいな。
この作者は作品で何を訴えこの表現になったのか。どんなことを感じるのか。
今は難しい話なんかなく 「たのしい たいこ えほん」 で遊んでいます。それでいいのさ。