久々に読書な一週間でした。
ホントはもっともっと本を読まなきゃー、なのですが時間と気力がなかなか噛み合わない中、お子様をあやしつつ早起きなんぞしながら読み切りました。
「ジャイアント キリング」はまだ連載中だから、話途中までなんだけどね(笑)
「シュガーダーク」は話題のスニーカー大賞受賞作品。
読み終えて、世界観といい雰囲気といい、とっても私好みですよ(笑)! 丁寧に書かれていて最後まで失速もしなかったし、うまくまとまっているので。勉強になるし読み応えもあるなぁーと。
アニメ化の話もあるようですが、そこまで話題になるのも分かる気がします。――とはいえ、万人向けかというと、さてどうだろう……と考えてしまう感じなのです。読者に媚びた作品ではないので。
アニメ化も、テレビシリーズというより映画にするといい感じかなぁ……。しかもカンヌ系で(笑)。
いろいろ書けそうな雰囲気もあるので次回作も楽しみなのですよ。
そして「ジャイアント キリング」は、もー、もー。どうして今までアニメ化しなかったのかが不思議な感じですよ! 椿君可愛い! 王子はもっとサイコー(大笑)!!!!
制作がどこになるかはわかりませんが、ゴールデンタイム放送でアニメ雑誌の表示を飾り、今月のいい男ランキングを総なめにしそうな予感です。
墓場を舞台にしたダークファンタジー小説とサッカー漫画を堪能した、楽しい一週間なのでした(笑)
ホントはもっともっと本を読まなきゃー、なのですが時間と気力がなかなか噛み合わない中、お子様をあやしつつ早起きなんぞしながら読み切りました。
「ジャイアント キリング」はまだ連載中だから、話途中までなんだけどね(笑)
「シュガーダーク」は話題のスニーカー大賞受賞作品。
読み終えて、世界観といい雰囲気といい、とっても私好みですよ(笑)! 丁寧に書かれていて最後まで失速もしなかったし、うまくまとまっているので。勉強になるし読み応えもあるなぁーと。
アニメ化の話もあるようですが、そこまで話題になるのも分かる気がします。――とはいえ、万人向けかというと、さてどうだろう……と考えてしまう感じなのです。読者に媚びた作品ではないので。
アニメ化も、テレビシリーズというより映画にするといい感じかなぁ……。しかもカンヌ系で(笑)。
いろいろ書けそうな雰囲気もあるので次回作も楽しみなのですよ。
そして「ジャイアント キリング」は、もー、もー。どうして今までアニメ化しなかったのかが不思議な感じですよ! 椿君可愛い! 王子はもっとサイコー(大笑)!!!!
制作がどこになるかはわかりませんが、ゴールデンタイム放送でアニメ雑誌の表示を飾り、今月のいい男ランキングを総なめにしそうな予感です。
墓場を舞台にしたダークファンタジー小説とサッカー漫画を堪能した、楽しい一週間なのでした(笑)
野球のことではないです。今朝、お土産(笑)の漫画を読みました。
「皇国の守護者」でも有名な伊藤悠の新刊「シュトヘル」。その1巻を朝の支度の合間に読んで、ワキワキしてしまいましたよ。いやはや、朝イチで読むには血の気の多い漫画ですけどね(笑)
お話的に1巻はプロローグといった感じですが、カッコイイという印象がまず来ましたよ。
生きる壮絶さ。狼のボスと勝負するエピソードの、最期の言葉が深いです。
「おまえの卑怯を、生きるための卑怯ゆえに許そう」
主人公が狼のボスとどんな死闘を演じたのかは、本を読んでのお楽しみということで。カッコイイなぁ…というシーンはまだまだたくさんありますから。
そして朝からワキワキした私は、さっそくこの感覚を小説に生かしたいなと思うのでした。
今日もゆっくり寝てる暇はなさそうだ(笑)
「皇国の守護者」でも有名な伊藤悠の新刊「シュトヘル」。その1巻を朝の支度の合間に読んで、ワキワキしてしまいましたよ。いやはや、朝イチで読むには血の気の多い漫画ですけどね(笑)
お話的に1巻はプロローグといった感じですが、カッコイイという印象がまず来ましたよ。
生きる壮絶さ。狼のボスと勝負するエピソードの、最期の言葉が深いです。
「おまえの卑怯を、生きるための卑怯ゆえに許そう」
主人公が狼のボスとどんな死闘を演じたのかは、本を読んでのお楽しみということで。カッコイイなぁ…というシーンはまだまだたくさんありますから。
そして朝からワキワキした私は、さっそくこの感覚を小説に生かしたいなと思うのでした。
今日もゆっくり寝てる暇はなさそうだ(笑)
CLAMPの「XXX HOLiC」をやっと読みました。
これまた年末頃からずっと気になりながら、なかなか読み始めるタイミングをつかめないでいたのですが、本棚整理に合わせて読み始めたら、止まらない(笑) 読みやすい漫画ということもあって、週末だけで読みきっちゃいましたよ。
言葉に力があると、小説でも漫画でも、エッセイや新聞記事でも読み止まらないものですよねぇ。
で、絵は……意図的なのか作風の変化なのかシンプルで、そこがまた妙に薄ら寒いです(笑)
厳しいし、優しいし、残酷だし、温かい。
続きが気になると言うより、時間を置いて何度となく読み直してみたいみたいというか……辞書や事典のような漫画、という印象を持つのは何故だろう。あ、ミセの女主人侑子さんを始め、マルやモロたちの衣装が可愛い♪ 「東京BABYLON」を思い出しますのー(笑)
ストーリーは、アヤカシに懐かれてしまう霊感(?)少年、四月一日 君尋(わたぬき きみひろ) 君が、その体質改善を願うことでミセに引き寄せられ、女主人の半ば強引な話からミセのアルバイトをするという対価を元手に、願いを(いつか)叶えてもらう……という話、かな? 一話一話はアヤカシとの事件だったり、願いを叶えてもらう為に来たお客さんの姿だったり、必然によって縁が結ばれた人達との係わりだったりとするのですけれどね。
すべては必然であり、願いを叶える(何かの実現)には対価が必要であり、言葉には力があり、縁は相互に干渉する。過去は変わらず、選択が未来を決める。キーワードがごろごろですの。
CLAMPの他の作品も読んでいると、他作品との絡みがあって更に面白いのでしょうが、妙に中途半端に読んでいたり読んでいなかったりするので、部分的にネタバレ気分だったり謎だったり(笑)する今日この頃。
また時間を置いて、読み直しますかー。
これまた年末頃からずっと気になりながら、なかなか読み始めるタイミングをつかめないでいたのですが、本棚整理に合わせて読み始めたら、止まらない(笑) 読みやすい漫画ということもあって、週末だけで読みきっちゃいましたよ。
言葉に力があると、小説でも漫画でも、エッセイや新聞記事でも読み止まらないものですよねぇ。
で、絵は……意図的なのか作風の変化なのかシンプルで、そこがまた妙に薄ら寒いです(笑)
厳しいし、優しいし、残酷だし、温かい。
続きが気になると言うより、時間を置いて何度となく読み直してみたいみたいというか……辞書や事典のような漫画、という印象を持つのは何故だろう。あ、ミセの女主人侑子さんを始め、マルやモロたちの衣装が可愛い♪ 「東京BABYLON」を思い出しますのー(笑)
ストーリーは、アヤカシに懐かれてしまう霊感(?)少年、四月一日 君尋(わたぬき きみひろ) 君が、その体質改善を願うことでミセに引き寄せられ、女主人の半ば強引な話からミセのアルバイトをするという対価を元手に、願いを(いつか)叶えてもらう……という話、かな? 一話一話はアヤカシとの事件だったり、願いを叶えてもらう為に来たお客さんの姿だったり、必然によって縁が結ばれた人達との係わりだったりとするのですけれどね。
すべては必然であり、願いを叶える(何かの実現)には対価が必要であり、言葉には力があり、縁は相互に干渉する。過去は変わらず、選択が未来を決める。キーワードがごろごろですの。
CLAMPの他の作品も読んでいると、他作品との絡みがあって更に面白いのでしょうが、妙に中途半端に読んでいたり読んでいなかったりするので、部分的にネタバレ気分だったり謎だったり(笑)する今日この頃。
また時間を置いて、読み直しますかー。
先日読書めもにupした「火を熾す」に収録されている、ジャック・ロンドン著の短編。メキシコ革命(1911年~)を題材とした、一人の寡黙なメキシコ人青年の姿を淡々と綴っている一篇です。
革命(改革といった方がいいかな?)という言葉だけは今の日本にも溢れているけれど、この一篇と私達が知る世界とは全く違う。単に国の違いや人種、時代背景というたものだけではなく、貧困に喘ぐ人々の現状とそれを打破しようとする……噴火前の火山のようなエネルギーのようなもの。「戦う」というより「疲弊している」と現代とは、時代の流れを変えていく力の違いを見たように感じました。
勿論、それはジャック・ロンドンの表現力でもあるのだと思います。
派手な描写はなく、ただ一人のメキシコ人青年の姿を綴っていく。その寡黙な様は革命組織の仲間ですら不気味に思うほどで、主人公を理解、受け入れようとするより距離をおいてその行方を見守っているような流れが逆に、青年の中の圧力を表現しているのだと感じました。
その圧力はラストで一気に爆発するのですが。この力強さが、作品の力でもあるのかと。
一篇読んでは、ゆっくり吸収して、また次の短編を読みたいかと思いますー。
革命(改革といった方がいいかな?)という言葉だけは今の日本にも溢れているけれど、この一篇と私達が知る世界とは全く違う。単に国の違いや人種、時代背景というたものだけではなく、貧困に喘ぐ人々の現状とそれを打破しようとする……噴火前の火山のようなエネルギーのようなもの。「戦う」というより「疲弊している」と現代とは、時代の流れを変えていく力の違いを見たように感じました。
勿論、それはジャック・ロンドンの表現力でもあるのだと思います。
派手な描写はなく、ただ一人のメキシコ人青年の姿を綴っていく。その寡黙な様は革命組織の仲間ですら不気味に思うほどで、主人公を理解、受け入れようとするより距離をおいてその行方を見守っているような流れが逆に、青年の中の圧力を表現しているのだと感じました。
その圧力はラストで一気に爆発するのですが。この力強さが、作品の力でもあるのかと。
一篇読んでは、ゆっくり吸収して、また次の短編を読みたいかと思いますー。